オメガ時計取り扱い詳細
●クオーツと自動巻きの違いについて (←ここをクリック)
●スピードマスターの放水に関して
●トリプルカレンダーの使用方法
●時計が止まってしまう現象へのお勧め
●トリプルカレンダーモデルの使用上の注意点、また3521-.3520- and 3523-シリーズのストップウォッチに関して
●シーマスターのカレダー操作に関する最も良くある問い合わせ
【機械式時計のゼンマイを巻き上げても、動き出さない場合】
基本操作としましては、竜頭を押し込んだ状態で時計回りに30回程度巻き上げて下さい。
そして、軽く手に「ポン!」と当てる感じで時計を叩いて下さい。数回行っても動き出さない場合は故障が疑われます。
@【クオーツと自動巻きの違い】
・自動巻きとは、ローターがゼンマイを巻き上げて、そのゼンマイの開放していく力を利用して時計を動かす機能で、電池などは使われていません。電池交換は不要ですが、3-5年ごとに機械部分のオーバーホールが必要となります。精度は、+-15秒/24時間程度です。
・クオーツとは、電池によって振動を作り出してそのパルスによって時計を動かしていく機能で、電池交換が新品電池で約2年毎に必要となります。クオーツもオーバーホールが必要と言われますが、あまり行っている人は少ないようです。精度は、+-20秒/一ヶ月程度です。
A【時計がとまってしまうことに対するお勧め】
自動巻きの時計を購入された方の中で、よく時計が止まっててしまうという問い合わせがあります。しかしこれは殆どの場合、ゼンマイの巻き上げ不足によります。OMEGAに限らず自動巻きは一日着いていても、夕方外して放置していますと、翌朝は泊まってしまう場合が多くあります。これは自動巻きで普段腕に装着しているだけでは、パワーリザーブが一杯まで巻き上げられないからです。自動巻きで巻き上げられるのと、時計で消耗していくゼンマイのリザープは、腕の振り具合などによって大きく個人差が出ます。振りの少ない方では、時計を外して数時間ないにとまってしまう場合も多くあります。出来れば、就寝前に30回ほど巻き上げておくと朝も快調に動作することと思います。一度ご確認ください。宜しくお願い致します。
また、自動巻の時計は一旦完全に止まりますと、その後にゼンマイを巻き上げても、軽く衝撃を与えないと動かないことが良くあります。その場合は、片手に時計を持って、もう一方の掌に軽くぶつける感じで叩くと再稼働致します。
B【オメガスピードマスターオートマティック(ノンデイトタイプ)の使用上の注意点に関して】※3510-50、3810-50など
3510シリーズの針のが動かないという問い合わせが多くあります。しかし、その多くは操作ミスによるものです。まず、確認しますと、中央の一番長くて細い針(一般の時計の秒針の位置)は、クロノ動作時のみ動く60秒針です。次に、インダイヤルの右側の短い針は、秒針です。これは通常回っています。インダイヤルの左側の短い針は、ストップウォッチの分針です。一分に一つ進み30分まで刻みます。インダイヤルの下の短い針は、ストップウォッチの時間計です。30分に一こま進み、12時間まで刻みます。
操作方法は、右側の竜頭を押し込んだ状態で30回程時計回りに回して、手動でネジを巻きます。次に、中央の一番長くて細い針が、一番上の12時の場所以外を指して止まっている場合は、右下のプッシュポタンを押してリセットしてます。また、中央の一番長くて細い針が、一番上の12時の場所以外を指して動いている場合は、右上のプッシュポタンを押して秒針を止めてから右下のボタンを押してリセットしてます。その状態で、右上のプッシュポタンを押すと、ストップウッチがスタートします。止めるときも、右上のプッシュポタンです。そして、リセットは秒針が止まった状態のみ右下でリセットです。ストップウォッチの秒針が動いている状態でのリセットは行えませんし、無理に押すと故障の原因となります。また、ストップウォッチが動かないとの問い合わせが多数ありますが、その多くは操作ミスによる場合が多数のようです。つまり、右上のボタンをきちんと押してない場合です。強く"カチ"というまで押してください(機械式クロノグラフは、クゥーツクロノモデルとはプッシュボタンとは押し具合がまったく違います)。以上が、クロノグラフの使用の方法です。正しい方法でご使用くださり、大切なオメガを長くご愛用されることを願います。
C【トリプルカレンダーモデルの使用上の注意点、また3521-.3520- and 3523-シリーズのストップウォッチに関して】
(◆◆注意=カレンダーの調整は午後8時から午前3時の間は絶対に行わないでください。歯車を破損してしまう場合があります◆◆)
このシリーズの針のが動かないという問い合わせが多くあります。しかし、その多くは操作ミスによるものです。まず、確認しますと、中央の一番長くて細い針(一般の時計の秒針の位置)は、クロノ動作時のみ動く60秒針です。次に、インダイヤルの左側の短い針は、秒針です。これは通常回っています。インダイヤルの上側の短い針は、ストップウォッチの分針です。一分に一つ進み30分まで刻みます。インダイヤルの下の短い針は、ストップウォッチの時間計です。30分に一こま進み、12時間まで刻みます。そして、中央の長い矢印の針(3523-等は先端が三日月型のもの)は、日にちを示します。
操作方法は、右側の竜頭を押し込んだ状態で30回程時計回りに回して、手動でネジを巻きます。次に、中央の一番長くて細い針が、一番上の12時の場所以外を指して止まっている場合は、右下のプッシュポタンを押してリセットしてます。また、中央の一番長くて細い針が、一番上の12時の場所以外を指して動いている場合は、右上のプッシュポタンを押して秒針を止めてから右下のボタンを押してリセットしてます。その状態で、右上のプッシュポタンを押すと、ストップウッチがスタートします。止めるときも、右上のプッシュポタンです。そして、リセットは秒針が止まった状態のみ右下でリセットです。ストップウォッチの秒針が動いている状態でのリセットは行えませんし、無理に押すと故障の原因となります。
また、ストップウォッチが動かないとの問い合わせがありますが、その多くは操作ミスによるもので、右上のボタンをきちんと押してない場合です。強く"カチ"というまで押してください(機械式クロノグラフは、クゥーツクロノモデルとはプッシュボタンとは押し具合がまったく違います)。以上が、クロノグラフの使用の方法です。正しい方法でご使用くださり、大切なオメガを長くご愛用されることを願います。
D【シーマスターのカレダー操作に関する最も良くある問い合わせ】
シーマスターのクオーツモデルで、竜頭を回すと時間針だけがグルグルと回ってしまい故障であるとのご連絡を頂くことが良くあります。しかしそれは、シーマスタークオーツの定番仕様で故障ではありません。そのモデルは時間針だけを回転させて、カレンダーを変更し合わせていきます。この機構は、カレンダーの歯車噛み合っている時に、無理に竜頭によって日にち変更をしようとして時計の歯車を壊してしまうことに対する安全機能といっても良いでしょう。
【時計のご使用上の注意点です。】
この度はアエロロジック横浜ご利用頂きまして誠にありがとうございます。ところで、最近OMEGA-SPEEDMASTER&SEAMASTERを新しくお買い上げ方で、故障が数件おきています。大切な時計を末永くお使いになるために以下の事をご注意願いします。
a.カレンダーの修正を午後8時から午前3時の間に行い、歯車を破損してしまう場合。
b.自動巻きでも無理な竜頭やプッシュボタンの操作による故障の場合。逆に、購入当初ゼンマイの巻きが少なく止まってしまい、故障と勘違いをしてしまう場合。
c.手巻き時計で、無理に巻き上げてしまいゼンマイが外れてしまう場合。
e.SPEEDMASTERにて、激しく水につけてしまい。水分が内部に入ってしまう場合。
※ 水の侵入による保障期間内のクレームに関しては、ユーザーの使用上のミスがほとんどで、保証による無償修理は適用されないのが通常です。何卒ご注意ください。特にシーマスター300は、エスケイプバルブの緩みが多いので気を付けてご使用ください。
f. 強電磁波の発生する近くに時計を置かれて、磁気帯による時間ズレを起こした場合
g.シーマスターの竜頭操作による破損
h.スピードマスター・シーマスター系のストップウオッチタイプで、新品ご購入時に「秒針が動かない」とのお問い合わがありますが、機械式時計の長い秒針は、仕様としてストップオッチ稼動時以外は動作致しません。
ッパー、パシャ、
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